幸せの・・・
2007年 06月 03日
昨日は古い友人とご飯を食べた。
やっぱり彼女たちと一緒だと心が和む。
そして、いろんな話をしているときに、「この年から新たに友達を作るのって難しい」という話になった。そう、私たちはもう30代。ここから初めて心をぶつけ合うのって難しい。でもぶつけ合ったり、馬鹿なことを語り合ったりしないと、心を裸にしないと本当の友達になるのって厳しいものがあるような気がする。
私たちが出会ったのは20代の初め頃だったので、いろんな、今から思えば「青いな」とつぶやいてしまうようなことを一所懸命語り合って、つむいできた友情だ。
だから、時々しか会わないけれど、率直にいろんなことを語り合える。
遠慮をしちゃうこともあるけれど、それも御愛嬌ってやつだ。
そんな人たちがいてくれるから、今私は立っていることが出来るような気がする。
ありがたいことだ。悪魔な自分も笑っちゃえるしさ。
そして今日。今日は彼とちょっとした散歩に出た。
風が気持ちよくて、心まで洗い流してくれるようだ。
ふとすると考えすぎてしまう私。でもその時は何も考えず、ただただ歩いた。
すると、シロツメクサが一面に生えているところに出た。
もう、花はちょっとしおれてしまってきていたけれど、葉っぱが濃い緑色できれいだ。
「小さい頃、よく四葉のクローバーを探したんだよね。一所懸命探すよりも何気なく見てた方が見つかったりするんだよね。」と言った私に、「そうなんだー」とつぶやいていた彼。
しばらくすると「あっ、あった。」と彼。
大きな四葉のクローバーを見つけてくれた。
そして、それを当然のように私にくれる。
うれしいなぁ。私はかばんの中にあった紙でそれを挟んでお財布にしまった。
ね、大きいでしょ?
なんだか幸せな気分になったのだった。
by norinorigami
| 2007-06-03 22:26
| できごと