危ないよ
2006年 08月 19日
今日の夕方、ちょっと買い物に出た。
すると、一人の子供が近所をプラプラしていた。
(親はどうしてるのか?危ないなぁ)と感じ、はっとする。
私の住んでいるところは近年「スラム街と化した」と言われるようになった。
なんでも、歌舞伎町を追い出された人々がいろんなところを経過した後、ここに集まってきているらしい。外国人も断然増えた。
人種差別をするつもりはないけれど、ちょっと怖い。
そして、彼らの車に接触でもしたら、保険に入っていないので、こちらが割りをくうらしい。
そんなこんなで危険なのだ。
ニュースでも物騒な事件ばかりが流れている。
だからこそ、子供に対して(危ない)と感じたんだと思う。
以前は違った。
私が子供の頃は、夕方まで子供が一人で遊んでいたとしても危ないなんてことはなかった。
以前、母から聞いた私の小さい頃のエピソード。
当時3歳くらいだったらしい。私はおとなしい子供だったので、よく「あぁ、こんなところにいたの?」と母に言われていた。
つまり、存在感がなかったのだ。
その日も、いつの間にかnorinoriがいなくなったと母は思っていたらしい。
でも、心配することなく夕食の支度をしていたそうだ。
すんごい狭い家なんだからちょっとくらい探してくれよ!
と思うけれど、世間というより特に家の人がのんきだったのかもしれない。
いないなぁと思いつつも妹の世話や家事をこなしていた母はこの後ビックリすることになる。
それというのも、父が涙ぐみながら私を連れて家に帰ってきたというのだ。
もちろん、心配しての涙ではない。
感動の涙。「改札でたらさ、norinoriが手を振って待ってたんだよ。なんでお父さんが帰ってくるのがわかったんだろう。もうびっくりして感激したよ。」
と語っていたらしい。
今となっては本当に懐かしい話だ。
何が日本をここまで変えてしまったんだろう。
皆が安心して住めるような場所になるようにしたいな。
by norinorigami
| 2006-08-19 23:04
| できごと