大きな声で独り言をつぶやいています。いろんなことに出会って、いろんなことを感じて・・・。


by norinorigami
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カテゴリ:心から・・・( 15 )

先日、祖母が亡くなった。
ずーっと、リウマチという病気を患いながらも働き続けていた祖母だった。

今年のnorinori家は結婚ラッシュ。
私と妹と従妹。
妹は9月、従妹は11月の予定だった。

祖母の容態が思わしくない状態のとき、みんな「結婚式と重ならないといいね。」
と言っていた。
実は私もそう思っていた。

そういう周りの空気を読んだのか、10月に亡くなった。
亡くなる数週間前、母に誘われてお見舞いに行った。

申し訳ないことに、2年ぶりくらいになっていた。

病院の祖母はもう口が利けなくなっていて、私の知っている祖母ではなかった。

昔からリウマチのせいで指が曲がったりしていたけれど、すべすべの真っ白な肌だったのにカサカサになっていた。
私は何も言えなくなって、ただただベッドの側に立っていた。

後悔していた。
何で自分の事しか考えず、結婚式と重ならないといいな、なんて思ったりしたんだろう。
こんなに苦しそうなのに、頑張って生きてくれている。
「もう、いいんだよ。」そう心の中でつぶやいた。

母が祖母の手をさすりながら、「苦しいねぇ。もう少し楽になるといいねぇ」と語りかける。
私も手をさすりながら、意識がない祖母に向かって話しかける。
「おばあちゃん」

帰る道すがらも、いろんな思いを抱えていた。
祖母のために祈ろう。
せめて祈ろう。
そう、気持ちを切り替えて、日々を過ごしていた矢先だった。

祖母が亡くなった。
母の実家で見た祖母の遺体は足が曲がったままになっていた。
本当にリウマチは辛かったんだろうな。
母と叔母と一緒に化粧をしてあげた。頬に紅をさして、口紅をつけて。

私は祖母の肌に触れたら、冷たくて、最後に触ったぬくもりを忘れそうな気がして触れなかった。今思うとその冷たさも感じてあげたらよかったかもしれないけれど。

通夜の晩、私は母と一緒に祖母の家に泊まった。
母や母の弟と祖母について語り合った。
私の中で祖母がよみがえるような気がした。
以前、何かの番組で「例えば中学の同級生とか、全然連絡も取っていない奴は自分の中で死んだも同然だ。」と誰かが言っているのを思い出した。
本当には祖母は亡くなったけれど、亡くなったことで私の中によみがえったのだ。

告別式も終わり、火葬に向かった。
いよいよ、本当にお別れだ。
私はどんな気持ちで祖母の骨を見るのだろう。

実際は愛おしさで一杯になった。
薬漬けだった祖母だったが、骨は真っ白だった。
いろんな骨の説明をしてもらっているときに、やけに綺麗に残っている骨があった。
それは「耳」の骨だった。
叔父が「ばあさんは、地獄耳だったからなぁ。だからこんなに立派な骨なんだ」と言って笑った。
私も笑った。みんな笑った。
みんな愛おしそうだった。骨を見ながらこんな思いをするとは思っていなかった。

苦労が多かったおばあちゃん。
今度は私の赤ちゃんとして健康に生まれてきたらいいなぁ。
そしたら思いっきり可愛がってあげるのに。
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by norinorigami | 2007-11-09 01:13 | 心から・・・

生まれてきた意味

室井祐月って時々いいこと言うよなぁ。
彼女の本を読んだこともないのに、テレビで見ただけの印象でそう思う。

昨日、テレビで会いたい人に会わせてあげる番組をやっていた。
私はボーっと見ていたのだけれど、23歳の「ありさ」というハーフの子が出てきて、自分のお父さんに会いたいというのを見て、ちょっと興味を持った。
ずいぶん前にも同じような境遇の子がお父さんに会えて、とっても感動したような気がしたから。
ありさちゃんは妊娠していた。5ヶ月だそうだ。
ここにきて、自分が本当にお父さんの子であるという証が欲しいという。

彼女はハーフ(黒人のアメリカ人のお父さんと日本人のお母さんの)であるがゆえに(外見が原因か?)いじめにあってきたという。小さいころからお父さんは既に家にいず、お母さんと二人で暮らしていた。きっと健気に暮らしていたんだと思う。
そんな彼女を周りの子どもたちはいじめた。
彼女は原因はお父さんにあると思って、彼を憎んだこともあった。

中学で彼女のことを理解してくれる教師に出会って、よい方向に行くかに思われたが、高校に行くと同じように、いじめられた。
その周りに溶け込めないやるせない感情からか、彼女は非行にはしる。
お母さんに暴力を振るったり、警察沙汰を起こしたりする。
ある日、警察に連れてかれた彼女を迎えに来たお母さんは、心を鬼にして言う。
「こんな子はいりません。」そして、彼女は更正するために施設に入る。

その施設の中で、最初はお父さんのことを恨んでいた彼女は、だんだん、お父さんにこんな姿を見せられないな、と思い直してしっかり更正する。

そんな彼女が父親に会いたいと思いを伝え、芸能人の審査員のような人たちが、会わせるべきかどうか審議する。
大竹まことが反対の意思を表明した。「特に会うことに反対ではないけれど、妊娠している大事な体の今じゃなくていいのではないか。」というようなことを言った。お父さんが新しい家庭を持っていて、会いたくないと言われたり、そんな子どものことは覚えていないというようなことを言われて彼女が傷ついたりしたら大変だと思ったからだと思う。

それとは反対に室井祐月は「私は反対する要素がまったくない。1つはお父さんが新しい家庭を持っていてもアメリカに住んでいるんだから、奥さんに内緒で会うことができる、あと、アメリカ映画を見ていると必ず最後は抱きしめてハッピーエンドだから。それにね、彼女がぐれちゃったりしたのも、自分が生まれてきた意味が分からなくって不安だったからじゃないか?でも今は違う。今は自分の子どもを宿していて、自分の命が繋がっているのを感じているはずだ。だから、今一番強いんだと思う。」というようなことを言った。アメリカ映画がハッピーエンドだからって・・・とちょっと突っ込みを入れつつ、最後のほうに言った言葉にジーンときた。そうだよね。今会うべきなんだよね。説得力があった。

結局、審査員が全員会うことを承認して、彼女はお父さんに会うことになる。
会う前に何を聞きたいか?言いたいのか?という質問に対して、「お前はお父さんの子どもだよ」と言われたいだけだ。と答えていた彼女。

お父さんはアメリカから出てきてくれて、彼女をぎゅーっと抱きしめて「君は僕の子だ」と言ってくれた。お父さんのお母さん(彼女にとってはおばあちゃん)もビデオで「ありさ、I LOVE YOU」と愛情を示してくれた。

誰も自分を認めてくれないような不安な日々から抜け出そうと戦い続けて、自分の家族を作り、そして、勇気を持ち続けた彼女はやっと報われたように思った。
お父さんと一緒にいる彼女は強くて美しかった。

生まれてきた意味。漠然とは意味があるはずだと思っているけれど、それが見えないものだから不安になることもある。だから、自分を好きになってくれる人を求めたり、夢中になるものを見つけようとしたりするのかもしれない。
今ここにいる意味。きっと日々の中で見つけようと思えば見つけられるのかもしれない。
そして、そこには勇気が必要で見たくないものも見る勇気だったり、新しいことに挑戦する勇気だったり。

きっとありさちゃんは、もしもお父さんに会えなかったとしても、それを受け止めて生きていったはずだ。でも、どんな状況も受け止めて生きていこうという覚悟があったからこそ、お父さんに会えたのだと思う。そう思うと、いろんなことは自分の生きていく覚悟で変えていけるのかもしれないと思った。


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by norinorigami | 2007-10-05 23:05 | 心から・・・

少年の心、少女の気持ち

旅行に行く前にとっても観たいと思っていた映画を見に行った。
それは、「遠くの空に消えた」。

最近、神木隆之介や大後寿々花などの大人になりかけの演技上手な子役が気になっていたので、今まで自分が見たことのある彼らとは違うものを見に行きたくなったのだ。

映画が始まると、なんだか拍子抜けした。
なんて穏やかそうな話なんだろう。
この調子でずっと続くのかな?寝ちゃうかも。
とか思いながら観ていた私は、途中から画面に釘付けになり、最後のほうには不覚にも涙を流してしまっていた。監督にやられた。

もちろん、神木くんは上手だし、存在感もあって、現在出ているテレビドラマよりもちょっと前に撮ったからか、少年ぽさがもっと残っていて、きれいだった。大後寿々花も。
けれどそれ以上に私の心に飛び込んできたのがもう1人の主人公といってもいい、「ささの友間」。
あの武士の一分に出ていた笹野高史(名前あってるかな?)の息子らしい。
本当に素朴な田舎の子そのもので、都会から来たきれいな神木君とは対照的でありながら、彼にしか出せない“味”を出している気がした。

あと、長塚圭史がすごかった。最初はちょっと気持ち悪いと思ったりしたけれど、なんともいえないピュアさを滲み出させていた。
他の出演者もよかった。

チャン・チェンという人は出てきた意味がちょっとわからなかったけれど・・・・。

特にお気に入りのシーンは、ずっと家を空けたまま帰ってきていなかった公平(ささの)の父親(小日向文世)が突然帰ってきたときの話。
彼は絶滅に瀕している動物を救うために旅に出ていたという。そして、少年二人に向かってこう言う。
「知ってるかい?蜂は航空力学的に言えば、飛べる構造じゃないらしいんだ。なのに、実際は飛んでいるだろう。何故だと思う?蜂は飛ぼうと思ったから飛べたんだ。信じることで願いが叶う、人はそれを奇跡と呼ぶんだ。」と語りかけるシーン。

何だか頼りなさそうで、どうしようもなさそうに見えた父親がかっこよく見える。

そうか。飛ぼうと思ったから飛べたのか。本当かどうかは知らないけれど、私も二人の少年と一緒になって説得された気になった。

ピュアな話だった。忘れてしまった気持ちを思い出したような気がした。
大人になってくると、「信じる」という気持ちが弱くなってしまう気がする。
「信じること」「信じ続けること」それが本当にできたときに、やっぱり願いは叶うのかもと思ったりした。

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by norinorigami | 2007-09-10 23:52 | 心から・・・

なんでだろう・・・

ちょっと今日は落ち込んでしまったので、大好きな三谷さんのDVDを観ることにした。

THE 有頂天ホテル スペシャル・エディション





これは、本来なら年末に観たりするといいと思うのだけれど、この暑い夏の夜に観てみた。
だって、これは12月31日のホテルで起こった話だから。
いろんなことが起こるんだけれど、カウントダウンの時には全てがうまくいっている話。
彼が私の誕生日にこの映画をプレゼントしてくれたので、映画では観ていたけれど、DVDには「コメンタリー」が付いている。三谷さんの解説を聞きながら観てみた。

映画自体、前作、前々作以上にうまく出来ていたし、役者さんもとてもよかった。
「あぁ、そうつながっていくのね!(うっとり)」みたいな感じで話も面白かったし、映像もきれいだった。


それ以上に「コメンタリー」を聞きながらだと、工夫したところとか、苦労したところとか、知らずに観ていたところの裏側を見れたようで楽しかった。
それに、撮影したのは夏だということを聞いて、まぁ、今見るのも悪くないかもと思ったりした。


そして、三谷さんの声を聞いていると自然と癒される。
大丈夫だよと言われている気がする。
そんなこと御本人は思っていないだろうけど。

声を聞いただけで、涙が出たり、温かい気持ちになったり・・・不思議だなぁ。
触れるだけでも温かくなったり、逆に触れられない状況に寂しくなったり。
人間の感情は難しいなぁ。

明日はもうちょっと明るく前向きにいきたいな!


このDVDはお勧めですよ!三谷作品が苦手だった友人も面白かったって言ってましたから。
今年の年末はこれを観て、映画と一緒にカウントダウンしようかな?
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by norinorigami | 2007-08-05 01:20 | 心から・・・

小学校の頃

この話は書いたことがあるかな?と思いつつ、書きたいなと思っていることがある。

実は今日、小学校からの友人とご飯を食べてきた。
かなり久しぶりだ。
小学校1年2年5年6年と同じクラスだった友人。

大人になった私たちはあの頃とは違う距離であの頃とは違う話しをする。

でも、唯一二人ともが同時にあの頃に戻ってしまうのが、5・6年担任をしてくれたK先生の話をするときだ。

この先生は30代くらいの女の先生だったと思う。
かなり、口の悪い人だった。すぐに「ばか」「まぬけ」という言葉が飛ぶ。
今の世の中だったら、すぐに問題になるよね。
でも、あの頃はそれでも当然だった。

何年か前に「女王の教室」というドラマをやっていたけれど、それを見ているとその当時を思い出してしまうくらい、「勉強」が大切で、それを怠ると、人間扱いされないような気がしていた。

だから、私のクラスでは当時珍しく私立中学受験者が多数出て、そして合格者も多数出た。

私はそこには入らなかったけどね。

その先生のエピソードで忘れられないのは給食。
男の子と女の子がちょっと意識してしまう年代。別に嫌いじゃないのに話さないようになったりとか、悪口を言ったりとか。
それを見かねた先生は教室の隅にある先生の席で毎日違う男女がペアになって給食を食べることを提案した。提案って言っても、先生が言えばそうなってしまうのだ。
そして、先生の席で食べる男女は、必ずお互いに話題を提供しなくてはいけない。
ぎこちなく、「趣味って何ですか?」とか聞いたりする。“お見合いか!”とタカ&トシ並みに突っ込みを入れたくなるような光景だ。
しかも、それが小学生だ。今から考えると笑ってしまう。

そして、一番最悪なのは、「現代の子はナイフの使い方をしらない」ということで、これまた提案されたフルーツとして出てくる“皮付きりんご”などの皮を裂き割れスプーンで剥いてからでないと食べてはいけないこと。だから、皮付きのフルーツが出るときに先生の席で食べなくてはいけないときは「あぁ最悪だー」と叫びたくなる。話さなくてはいけないし、皮をうまく剥けないと怒られるし・・・。
そんなドキドキの給食だったのだ。

今から考えるといい経験だったし、忘れられない思い出ではあるけれど。

今ではお父さんとかお母さんとかになっている友人もあの頃は可愛かったりしたのだ。
きっと私だって可愛かったのだろう。とか。

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by norinorigami | 2007-06-05 00:17 | 心から・・・

最近

最近、私の心の中には悪魔が住んでいる。
一緒に仕事をしている人が、どうしょもない人なので悪態をついてしまうのだ。

とにかくコミュニケーションをとるのが難しい。
一緒にいて、イライラしてしまう。

私は出来れば幸せな気分で仕事をしたい。
朝はそう思って出勤するのだ。
でも・・・出勤してそいつを見ると、その気持ちが揺らいでしまう。

そんな最近。
今日は久しぶりの友達と電話で話した。
電話をした私に「電話をくれて嬉しい」と心底喜んでくれている様子。
そして、たわいもない話をしていた。

その間は自分の心の中から悪魔が出て行ったみたいだった。

この人に優しくしたい!その気持ちだけだった。
そんな時間を過ごせたお陰で、今日のイライラが吹っ飛んだ。

明日はあいつに優しくできるだろうか?

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by norinorigami | 2007-05-16 00:15 | 心から・・・

抱きしめろ!

今日は休日。昨日は出勤だったので、ちょっとのんびりしてみた。
昼間ふとテレビを見ていたら、「課外授業~ようこそ先輩~」がやっていた。
久しぶりに最初から見ることが出来たのだけれど、今回出ていたのは金子兜太(とうた)という俳人だった。
私の記憶にはなかったけれど、母は「へぇ、まだ生きているんだね。お母さんは教科書でこの人の俳句を読んだのよ。」と語り、一緒に番組を見始めた。

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金子兜太は87歳のおじいちゃんだ。
でも、かくしゃくとしている。なんていうか、堂々としている。
その彼が、秩父にある小学校に出向いていく。

まず、自己紹介のために黒板に大きく自分の名前を書きながら、「これは“とうた”と読みます。変な名前です。」などと言って、おもむろに大きな鞄をから“尿瓶”を取り出す。
「私は毎日これを使っているので、自分を紹介するのにぴったりなんです」とか何とか・・・
きれいに洗ってきたから大丈夫と言われた尿瓶を子供たちは次々にバトンタッチをするように渡していく。ちょっと匂いをかいでいる子、興味津々の子。いろいろだ。

その後、尿瓶を題材にした俳句を金子兜太は披露し、子供たちにも“物”を題材に自己紹介の句を作ってほしいと課題を出される。
持ってきたものを使って思い思いに作った句を聞いた兜太は「うん、おもしろい」とか「素直でいい」とか、とっても大きな心でその一つ一つを受け止めているように見えた。

そしてその後、川べりまで来て句を作らせた。
その時の彼はちょっと厳しくなっていた。一人の子は「頭だけで作っている。もう一度やり直し」
と言われていた。
その理由がわかったのはその後。

大正産まれの彼は悲惨な戦争について教室で語った。
食べ物が無くて、たくさんの人が死んでいく。
無残な戦争というものを体験者として熱く語っていた。
子供たちも聞き入っている。

そして、おじいちゃんとは思えない力強さで「抱きしめろ!」と言った。
目の前にあるものには全て“いのち”がある。
自分と同じ“いのち”がある。
それを抱きしめるんだと。

何度も何度も「抱きしめるんだ」と手をぎゅっとする。
私の心もぎゅっとされたような気がした。

そして、頭で考えるよりも先に抱きしめる。そうすると相手の心を感じるようになる。そこで初めて頭を使うんだ。というようなことを言った。

その後、大切なものを句にしようということになった。
ランドセルを選んだ子がいた。
どうしても欲しかったランドセルがあった。でも母親からは「家は貧乏だから、他のを」と言われてしまったという。でもどうしても欲しかった彼はもう一度おねだりをしたら、買ってくれたから、大切だと。
彼が作った句はとてもシンプルだったけれど、大切にしたい気持ちがあふれている気がした。
番組の最後彼は、ランドセルを抱きしめたら「さみしいよぉ」という声が聞こえたという。
もうすぐ小学校が終わってしまうから。その声を聞いて“大切にしたい”という気持ちを表したのだと感じてじーんとなった。

みんなで作った句を黒板にはって「句会」をすることになった。そこには兜太の句もまじっている。名前を書いていないまま、一つ一つの句について感想を聞いていく。
その時に兜太は自分の句も何気なく感想を聞いた。
すると「頭で作った句だ!」という痛烈な感想がよせられた。
「そうだな、そうだな。」と聞いている彼。

句会が終わったあと、みんなが自分の名前を書き、誰の句かわかってしまった。
でも兜太は「言ってくれたのは本当のことだ。頭で考えるなと言っておいて、自分で言ったいたことを実践できていない悪い見本がこの句だ。」と言って、帰りがけに「批判されて痛快だった」と言ってさわやかに笑った。

いのちを抱きしめる。それがどれだけ大切で難しいことなのか。
自分で自分を抱きしめてみる。温かい。心臓がトクトクと音をたてている。自分の息使いも聞こえてくる。大切ないのちだ。

私はいろんなことに対して無頓着だけれど、全てがいのちあるものだと思うともうちょっと大切にできるような気がした。
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by norinorigami | 2007-01-28 21:29 | 心から・・・
なんだか今年はいつもよりも温かいような気がする。
気温のせいか、クリスマスが終わったことも、これからお正月が来ることもあまりピンとこない。
でも、確実に来年は来るのだ。

来年はどんな年になるのだろう、いや、どんな年にしていけるのだろう。

私は、関わっている全ての人が(このブログで知り合った方も含めて)幸せな一年になったらいいなぁと思う。

そのために自分ができることなんて、たかが知れているかもしれない。
でも、それを逃げずにやっていきたいと思う。

この間、自分の思っていることを話してみる機会があった。
でも、話し合いの結果は、すぐには自分の思っているようにはならない。
(価値観って人それぞれ本当に違うんだ)
当たり前のことにちょっと戸惑ったりする。

でも、相手に自分の意思を押し付けたくはないけれど、あきらめたくもない。
だから、自分がおもっていることを更に語ってみた。

・・・結果、相手が考え込んでしまった。
自分の中の気持ちを整理してみると言って。

自分の気持ちを伝えることって難しい。
でも、伝えてみないとわからない。

そして、伝えることによって自分の中で新たな決意みたいなものが固まった気がした。

話し合うこと・・・。
時にはすれ違ってしまうこともあるかもしれない。
けれど、そこであきらめてしまっては、その先へは進めない。

だから、いつだって話し合いたい。
相手の本当の気持ちがわかるまで。私の本当の気持ちが通じるまで。
途中、妥協してしまいそうになることもあるかもしれない。
でも、納得しての妥協なら、後悔しないと思う。

嫌なのは、話し合いを途中であきらめて、後々後悔することだ。

人間、一人一人産まれた場所も、育った環境も、そこからくるかもしれない考え方も違う。
違うから面白いし、新しい考え方も教えてもらえるのだ。
だからこそ、これからも、あきらめず話し合っていきたい。
どんな人とも。

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by norinorigami | 2006-12-26 01:37 | 心から・・・

尊敬

最近、職場がバタバタしている。
私の職場ではトップを選挙で決める。その結果が・・・今までの人とは変わるものとなった。
ちょっとビックリ。でも良かったかもと思ったり。
私は派遣社員なのでその選挙には行かなかったけれど。

また、採用試験に向けて履歴書などを送ってもらっている。それを順番どおり整理したり中身を確認したりしているのだけれど、不備があったりして・・・。みなさん、履歴書を書く時は落ち着いて、応募要領などをしっかり見て書いてくださいね。なんて注意してみたりして。

そんなバタバタな中、1本の電話が夕方遅くにかかってきた。
本来なら別の場所にある、別の部署の管轄のことなのだけれど、お客様から「留守電が入っていたんだけれど、何を言っているかわからない。」という内容のものだったらしい。
交換の人が受けてくれて、別の場所に電話を転送してつなげようかと思ったらしいのだけれど、その部署の人は全員帰ってしまって、こちらに回ってきた。

気合を入れて電話に出てみたら、切れていた。
どうやら転送段階で操作を誤ってしまったらしい。その事を交換の人に伝えて、私は帰り支度をしていた。もう一度電話がかかってきたら対応して欲しいと伝えようと思っていたら・・・電話が鳴った。出たのはKさんだった。

相手は怒ってる様子。それに対して、Kさんは、丁寧に謝る。私はうちの部署のことじゃないのに偉いなと思った。
そして丁寧に相手の言い分を聞いている様子。そうしている間に、笑い声までおこるようになっていた。

和んでいる・・・。すごい!怒っていた相手を和ませる。本当にすごい!
誠実な態度が生み出したものだと思った。

私は短気なので、思ったことをそのまま口にしてしまう。だから、今日のKさんの態度に本当に感動した。人付き合いってこういうことが大切なんだな。
まだまだKさんからは学ぶことがたくさんある。

いくら忙しくてもそれを相手に見せない。
どんなに混乱していようと、何かを求められたら誠実に聞く。
どれも、私にはかけている部分。
でも、せっかく良いお手本があるのだから、見習うチャンス!
頑張ろう!

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by norinorigami | 2006-09-20 23:51 | 心から・・・

感謝

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いつもいつもありがとうございます。
コメントをくださる方、覗いてくださる方。
みなさんがいてくださったお陰で、何にもわからないまま始めた私はここまでこれたような気がします。
愚痴った時も、皆さんのコメントで何度力をもらったことか。
今後もとんちんかんなことばかり書いてしまうと思いますが、これからもよろしくお願いします。

そして、そんな大切な皆さんのこの夏が思い出深い大切な夏となりますように。
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by norinorigami | 2006-08-12 23:20 | 心から・・・