大きな声で独り言をつぶやいています。いろんなことに出会って、いろんなことを感じて・・・。


by norinorigami
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

カテゴリ:my book( 16 )

関西弁の神様

あまり本を読まない夫が、本を買ってきた。

夢をかなえるゾウ
水野敬也 / / 飛鳥新社

なんだが気になって、夫が読むよりも先に私が読んでしまった。

インドのゾウの姿をした神様「ガネーシャ」が一人の若者に夢をかなえるための方法を教えていく話。そう書くと、ちょっと説教くさい話かと思いきや、この神様、どうしようもなく、面白いゾウなのである。まず、関西弁をしゃべる。インドの神様なのにね。そのあたりから、関西弁好きな私の心はくすぐられてしまう。
そして、わがまま。神様って、自分よりも人を助けたいっていうイメージだったけれど、カネーシャはそんなことはない。自分が食べたいものを要求し、遊園地に行きたければ、言葉巧みに誘って行くし、とにかく自由なのだ。
でも、そんな彼が言うと、夢をかなえる方法も何かのハウツー本とかを読むよりもすんなり入ってきて、ここちよい。

何より、ガネーシャの笑いのセンスが大好きだ。

ちょっと自分に疲れている人におすすめかも。
[PR]
by norinorigami | 2008-05-25 00:01 | my book

関西弁に対するあこがれ

関東に生まれ育った私は、いわゆる“関西弁”の聞き分けが出来ない。
関西の人でない人がドラマなどでしゃべっている関西弁、小説などに書いてある関西弁。どれも「~や」とか「~やで」とか入っていれば、本物の関西弁だと信じてしまう。でもちゃんとしゃべれる人は「あの関西弁はおかしい」とわかるらしい。
また、テレビなんかでしゃべっている“関西弁”のまねをしようと思うと、自分ではうまくやれているつもりでも、ちゃんと関西弁をしゃべれる人から見たら「イントネーションがおかしい」らしい。

そんな私が、この何日かで更に関西弁にあこがれを抱くことになる。
まず1。先日、私のデスクに外線が入った。何か質問があるらしい。
ディスプレイをみると、どうやら遠いところかららしいことが分かった。
電話をくれたのは関西弁をしゃべるおじさんだった。京都から電話をかけているという。
私の職場でやったイベントでお世話になった人の名前を聞きたいらしい。
内容を聞いていて「あの人のことかな?」とは思い当たったけれど、どんな事情で知りたいのか聞かなくてはいけないと思い、「どうして、名前を知りたいのですか?」と聞いてみた。怪しい事情だったら困るからだ。
すると、以前そのお世話になった人に自分の撮影した写真で作ったカレンダーを渡したら喜んでくれた。今年も出来上がったからその方に渡したい。でもその時のイベントのパンフレットを無くしてしまったので、名前が分からないと郵送できないから。というのだった。
上司に相談すると、うちの部署に送ってもらって、きちんと調べた上でその人に渡したらどうか?といわれたので、「実はお二人ばかり思い当たるのですが、どちらか分からないので、こちらの部署に送ってくださればそれまでにお調べして、渡すようにいたしますので。」と伝えた。
すると「そやったら、二部送りますわ。」と言って、「それでおたくの部署のどなたさんあてに送ればいいですか?」と聞かれたので私の名前を伝えた。
すると「じゃぁ、3部送らせてもらいますわ。」私にもくれるらしい。「えらい面倒なことをおねがいしてしもうてすんません」と言いながら電話を切られた。
私はそのやりとりで、何だか心が軽くなった。あのイントネーションが心地よかったのだ。

そして、2。
大阪ハムレット (1)
森下 裕美 / / 双葉社





これは、Sさんから借りた漫画だ。
大阪が舞台になっているのでオール関西弁だ。
この漫画はオムニバス形式なのだけれど、出てくる人はそれぞれ話のどこかで繋がっていて、そして、それぞれいろんな思いを抱えている。

お父さんが亡くなって、時間が経たないうちにお父さんの兄弟が家に入り込んでしまった話。
女の子になりたい男の子の話。
子どもがなかなか出来ない女の人の話。
中学生なのに23歳の女の人と恋愛してしまう男の子の話。
どれも日常にはあんまり無さそうな話だけれど、とっても日常の話として描かれている。
そして、主人公を囲む人々が本当に優しいのだ。
しかも、みんな関西弁。
何だか根っこがあるような気がしてしまうのだ。
ちょっとしたことじゃめげないぞ!笑ってしまえ!

関西人でも神経質な人だっていると思う。思い切りめげる人だって。
でも、何だかそこから立ち上がりそうな気がしてしまうのだ。あのイントネーション。
私は関西弁がしゃべれない。
だから、よりいっそうあこがれるのだ。

誰か私に教えてください。
[PR]
by norinorigami | 2007-12-03 00:54 | my book
キッドナップ・ツアー
角田 光代 / / 新潮社





以前、友人から彼女の作品を借りて、何だか引き込まれた作家だった。
実は新潮文庫の100冊の中で2冊を買うと「アロハブックカバー」がもれなく当たるってことで、(ハイビスカスとYonda?なるパンダのコラボレーションが可愛いのだ)どうせなら彼女のものを読んでみようと思って買ったものだ。

主人公は小学生の女の子。そこのが、離婚して一緒には暮らしていないお父さんに「誘拐」される。
ちょっと奇妙な話なのだけれど、この頃の女の子が父親に感じるイライラや情けなさみたいなものがうなずけた。

今なら分かってあげられるようなことも、「恥ずかしい」と思ってしまっていた。

でもこの作品のお父さんは、最後に本当に大切なことを主人公に伝えることが出来た。
そして、彼女もそれをちゃんと受け取っている。

そんな関係が素敵だなって思った。
[PR]
by norinorigami | 2007-07-23 23:01 | my book

大人って・・・

12歳の大人計画―課外授業ようこそ先輩
松尾 スズキ / / 文藝春秋

Kさんからこの本を借りた。
大人計画は前から気になっていた。
松尾スズキという人も。
その人が、課外授業ようこそ先輩に出ていたのを初めて知った。

内容は子供たちに「大人ってなんだ?」ってことを大人にインタビューしたりするものなんだけれど、今の子供は「大人になりたくない」と思っていることにちょっとびっくりした。それは松尾スズキも同じだったみたいなんだけれど。

私は小さい頃、大人にあこがれた。大人には自由がある。大人にはやっていいことが沢山ある。早く大人になればその“自由”が手に入る。そう思っていた。大人になると他のしがらみが出てくることも知らないでね。

でも今の子供はそう思わないらしい。

そんな子供も、大人にインタビューしたりして、心境が変わって行ったらしい。
大人からの言葉に「責任」とかが出てきたりして、責任を取れる人になりたいと応えている子が多かった。

そう、わかっているのだ。いつかは大人になってしまうのだと。
だとしたら、出きるだけ自分の思う大人になりたいんだと。

読んでいて、私は年齢的には大人だけれど、本当に大人になれているんだろうか?とちょっと疑問をもってしまった。
嫌いなものを食べなかったり、目の前にあることから逃げたくなってしまったり・・・。

選べることは選べるけれど、選ぶって事はその選んだものに自分として責任を持たなくちゃいけない。そこまで考えて選んでいるかな?

ちょっと前に国民投票を18歳から、というようニュースが出ていて「子供だよ~18歳なんてさ」と思っていたけれど、投票権を持っている私は本当に大人なんだろうか?責任を持って選べているのかな?とか。

でもせっかくある権利。有効に使っていけるように勉強していきたいな。
とか、ちょっとまじめになってみたりして。大人計画なのにね。

b0091248_0492879.jpg

[PR]
by norinorigami | 2007-07-02 00:52 | my book

癒されるイタリアン

リストランテ・パラディーゾ
オノ ナツメ / / 太田出版

LA QUINTA CAMERA~5番目の部屋
オノ ナツメ / / 小学館






久々にKさんから借りた本の紹介。
私はこの「オノ・ナツメ」という人を知らなかったけれど、借りて読んでみた。
「リストランテ・パラディーゾ」の帯にはあの羽海野チカさんが「真剣に好きです」とコメントを書いている。ちょっとワクワクする。

どちらともイタリアが舞台の話。
でも絵がちょっと違う感じがする。同じ作者なのにね。

読んでいくと癒される。
なんだかイタリア人ってただただ陽気な人々なのかと想像してしまうけれど、そんなことはない。という当たり前のことにハッとする。

ここに出てくる人物たちは、皆悩んだり、繊細だったり・・・。
そう、そういう根底があるから“あの”明るさが出るのかな?と。

癒されてみたい方、お勧めですよ。
[PR]
by norinorigami | 2007-05-29 22:45 | my book

のだめ

のだめカンタービレ (16)
二ノ宮 知子 / 講談社





現在、職場で流行っている。アニメもドラマもやっているよね!

マンガを読んでドラマを見ると、「ちょっと大げさじゃない?やりすぎじゃない?」
ということがあるのだけれど、まぁ、いいとして。

でも、読んでいると楽しい。いろんなことがある中で、登場人物は悩みながらも答えを見つけているから。

音楽ってすごいと感じさせてくれる。
音楽に真剣になっている若者を応援したくなる。
(クラシックのことなどわからないのにね。)

よい音楽が、巷に若者によってあふれるのはいいよね。
[PR]
by norinorigami | 2006-12-12 23:25 | my book

月の砂漠をさばさばと

月の砂漠をさばさばと
北村 薫 おーなり 由子 / 新潮社

表紙に一目ぼれして読んでみた。
絵がかわいいし、タイトルがいい。
作者紹介の写真を見たらおじさんだったのでビックリした。
ミステリーを書く人らしい。
その人が書いたちょっとメルヘンチックなのではないかと想像させる本。
わくわくしながら、ページをめくる。

さきちゃんという小学生とお話をつくることを職業にしているお母さんのお話。
寝るときなどにお母さんが作ったお話を聞くのが大好きなさきちゃん。
これが、男の人が書いた話?とふと感じてしまうくらい母と娘の話がスムーズに心に入ってくる。

お話の中で一番印象に残ったのが台風のときの話。
台風のせいで登校時間が遅れたさきちゃんとお母さんがいろんな話をするのだけれど、その中でさきちゃんが、小さい頃お母さんから怒られた時の事を切り出す。
何故怒られたのかというと、嵐の日なのにわざと窓を開けっ放しにしたことと、水道の水を出しっぱなしにしたこと。

でも、実はそれには理由があったという。
窓を開けていたのは風がすごかったから家の中に入れれば少しは違うんじゃないかと思ったのだという。周囲のお家に吹く風が減るんじゃないかとおもったのだ。
水道の水を出しっぱなしにしたのだって、蛇口がそのまま川につながっていると思っていたのであふれている川の水を少しでも減らそうとしたのだと。

それを聞いて、お母さんは「それなりに理由があるのね」と感心して、怒ったことを誤った。

本当にそうだ。いろんな人がいろんな行動をとるのには理由があるはず。
行動だけ見て、判断するのはちょっと早いのかも。そんなことを感じた。
思い描いていたメルヘンとは違い、日常のリアルさも盛り込まれた、いろんなことを感じさせてもらえる内容だった。

そして、この本のもう一つの魅力は絵。おーなり由子が書いている。
その絵が何だかかわいい。そして、文字と文字の間に女の子がひょこっと出てきてたり、文字の下に絵が書かれていたり、普通の挿絵的なものと違っている。
ほわっとした力が抜けている感じの絵がお話に負けないくらい温かさを感じさせてくれる。

なんだかいいな。
[PR]
by norinorigami | 2006-10-21 20:53 | my book

夏の庭

昨日の夜は途中まで読んでいた本を片手に布団へもぐった。
いろんなことを考えた一日だったなぁ。と思いつつ、転がりながら本の続きを読む。

夏の庭―The Friends
湯本 香樹実 / 新潮社

このお話は映画か何かになったのをテレビでちょこっと見た記憶があって、何となくいいお話なんじゃないかな?と思って読んでみた。
なぜ、秋になった今「夏の庭」なのかといえば、やはり先日Kさんが「読んでみてください」と渡してくださったから。

3人組の少年が「死んだ人を見てみたい」という発想から、近所の“今にも死にそう”と言われている一人暮らしのおじいちゃんを見張り始める。おじいちゃんが死ぬのを見張っているのだ。
まぁ、最初はこんな感じだったけれど、見張られていることにおじいちゃんも気づき、そこから、子供とおじいちゃんの交流が始まっていく・・・・。

最後まで読んで、涙がぽろぽろ流れた。この夏休みの経験が子供達を大きくさせていったのが手に取るようにわかった。
あとがきを読んで、作者のこの作品に対する思い入れに対し、また泣いた。

悲しいというのでもなく、ただなんとなく心が洗われる感じだった。
自分の祖母のことを思い出し、亡くなった祖父のことを思い出した。
自分が生まれてくるまでには、いろんな人のつながりがなくてはならない。
父と母が出会わなければ私は存在しなかったし、祖父と祖母が出会わなければ、父や母も存在しなかったのだ。当たり前のことだけれど、「遺伝」ということを考えたりした。

今はいないかもしれないけれど、祖父の“何か”も確実に私の中に流れている。
そう思うと、二人の祖母に対しても、もっと何かできることを探したいなと思った。
[PR]
by norinorigami | 2006-10-11 20:48 | my book

別れって

アルゼンチンババア
よしもと ばなな / 幻冬舎

私は「よしもと ばなな」が苦手だと思っていた。
「キッチン」を読んで、その世界に入り込めなかったから。だからそれ以来読んでいなかった。
ところが、先日机の上に「アルゼンチンババア」が置かれていた。Kさんだ。

どうだろう・・・と心配になったけれどとっても薄い本だったので読んでみることにした。
女の子が主人公だった。その子の母の死から話は始まる。

そしてアルゼンチンババアがどこから出てくるかというと、父の愛人として。
何故、アルゼンチンババアなのかとかは、まぁ読みたい方のためにとっておくとして。

人との別れだったりも出てくるんだけれど、何だか心が温かくなった。現代の童話を読んだ感じ。
私が成長したのかな?
彼女の世界がすんなりと自分の中に溶け込んできた。


そして、全然違うけれど別れといえば、ジョン・カビラ。
私はいつもJ-WAVEを聞きながら通勤している。ジョンの「グッドモーニングTOKYO」そして、クリス智子の「ブームタウン」どちらも耳で聞いているだけなのでタイトルがあっているのか・・。

しかし、今週は何故かCDばかりを聞いていて、ラジオを聴いていなかった。
何だか今日は聞きたくなって、途中からラジオに切り替えたらクリス智子が鼻声になっていて「泣いちゃってごめんなさい」といいながらジョンの番組が終わったことを伝えていた。

「嘘でしょう?」と車の中で一人叫びながら、最後の放送を聴けなかったことが悔やまれた。
いつも彼からは元気をもらった。朝からテンションがとっても高い。
彼のラジオを聴き始めてかれこれ4年目になっていた。

そして、ふと先ほどテレビをつけたら「英語でしゃべらナイト」でも番組を降りることを告げていた。家族と旅に出るのだと。
いったいどこにいくんだジョン・カビラ。旅が終わったらすぐに帰ってきてね。
[PR]
by norinorigami | 2006-09-29 23:31 | my book

ちっちゃな絵本

またまた本を読んで泣きました。
それがこれ。
デューク
江國 香織 山本 容子 / 講談社

ちょっと前にテレビでドラマがやっていて、それを見て読みたくなって頼んだものがやっと届いたんです。早速読むとあっという間に読み終わっちゃうくらい、本当に「絵本」のよう。

ドラマを見ちゃったもんだから、純粋にイメージできないのが残念でしたが、愛があふれている内容だなって思いました。
たとえ相手がペットだとしても、ここまで愛されていたら、愛していたら本当に奇跡のようなことも現実に起こるのかもと思い、癒されました。
[PR]
by norinorigami | 2006-07-31 23:17 | my book