大きな声で独り言をつぶやいています。いろんなことに出会って、いろんなことを感じて・・・。


by norinorigami
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関西弁に対するあこがれ

関東に生まれ育った私は、いわゆる“関西弁”の聞き分けが出来ない。
関西の人でない人がドラマなどでしゃべっている関西弁、小説などに書いてある関西弁。どれも「~や」とか「~やで」とか入っていれば、本物の関西弁だと信じてしまう。でもちゃんとしゃべれる人は「あの関西弁はおかしい」とわかるらしい。
また、テレビなんかでしゃべっている“関西弁”のまねをしようと思うと、自分ではうまくやれているつもりでも、ちゃんと関西弁をしゃべれる人から見たら「イントネーションがおかしい」らしい。

そんな私が、この何日かで更に関西弁にあこがれを抱くことになる。
まず1。先日、私のデスクに外線が入った。何か質問があるらしい。
ディスプレイをみると、どうやら遠いところかららしいことが分かった。
電話をくれたのは関西弁をしゃべるおじさんだった。京都から電話をかけているという。
私の職場でやったイベントでお世話になった人の名前を聞きたいらしい。
内容を聞いていて「あの人のことかな?」とは思い当たったけれど、どんな事情で知りたいのか聞かなくてはいけないと思い、「どうして、名前を知りたいのですか?」と聞いてみた。怪しい事情だったら困るからだ。
すると、以前そのお世話になった人に自分の撮影した写真で作ったカレンダーを渡したら喜んでくれた。今年も出来上がったからその方に渡したい。でもその時のイベントのパンフレットを無くしてしまったので、名前が分からないと郵送できないから。というのだった。
上司に相談すると、うちの部署に送ってもらって、きちんと調べた上でその人に渡したらどうか?といわれたので、「実はお二人ばかり思い当たるのですが、どちらか分からないので、こちらの部署に送ってくださればそれまでにお調べして、渡すようにいたしますので。」と伝えた。
すると「そやったら、二部送りますわ。」と言って、「それでおたくの部署のどなたさんあてに送ればいいですか?」と聞かれたので私の名前を伝えた。
すると「じゃぁ、3部送らせてもらいますわ。」私にもくれるらしい。「えらい面倒なことをおねがいしてしもうてすんません」と言いながら電話を切られた。
私はそのやりとりで、何だか心が軽くなった。あのイントネーションが心地よかったのだ。

そして、2。
大阪ハムレット (1)
森下 裕美 / / 双葉社





これは、Sさんから借りた漫画だ。
大阪が舞台になっているのでオール関西弁だ。
この漫画はオムニバス形式なのだけれど、出てくる人はそれぞれ話のどこかで繋がっていて、そして、それぞれいろんな思いを抱えている。

お父さんが亡くなって、時間が経たないうちにお父さんの兄弟が家に入り込んでしまった話。
女の子になりたい男の子の話。
子どもがなかなか出来ない女の人の話。
中学生なのに23歳の女の人と恋愛してしまう男の子の話。
どれも日常にはあんまり無さそうな話だけれど、とっても日常の話として描かれている。
そして、主人公を囲む人々が本当に優しいのだ。
しかも、みんな関西弁。
何だか根っこがあるような気がしてしまうのだ。
ちょっとしたことじゃめげないぞ!笑ってしまえ!

関西人でも神経質な人だっていると思う。思い切りめげる人だって。
でも、何だかそこから立ち上がりそうな気がしてしまうのだ。あのイントネーション。
私は関西弁がしゃべれない。
だから、よりいっそうあこがれるのだ。

誰か私に教えてください。
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by norinorigami | 2007-12-03 00:54 | my book