大きな声で独り言をつぶやいています。いろんなことに出会って、いろんなことを感じて・・・。


by norinorigami
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小さな幸せ

昨日は久しぶりにお昼を一人で食べた。
いつもなら、誰かとおしゃべりをしながら(ほとんど私がしゃべっているが)食べているので周りの話は耳に入ってこない。
しかし、昨日は黙々と食べていたので周りの会話がよく聞こえる。
20歳くらいだろうか?女の子のグループが話をしていた。
「最近のちょっとした贅沢。風呂入る前にクーラーつけるの!」
「うわぁーそれって幸せだよね。風呂から上がったら冷え冷えで、その中で冷たい麦茶をぎゅーって飲むの!」
「そう、それそれ!」

聞いていて何だか微笑ましくなった。
可愛いじゃないか。きっといつもはつつましい生活をしているのだろう。
だからこその贅沢なのだろうと思った。

私にもそんな頃があったなぁ。
私は大学時代、神奈川の田舎から千葉の田舎へ2時間半かけて通っていた。
それも、一人暮らしをするよりは電車賃のほうが安いというのが大きな理由だった。

途方もなく長い時間を電車やバスで過す。それはそれで楽しいこともあった。本を読んだり、いろんなことを考えたり・・・。
そんな生活を続けていく中で、ちょっと慣れて余裕も出てきたので、バイトをすることにした。
長い通学の途中、「表参道」で。今でもあるとおもうけれど○ンデルセンというパン屋さんだった。売り子でもウエートレスでもなく、駅に出すパンの飾り付けや鉄板掃除が私の仕事だった。

売り子の女の子と違って、地味ーな作業服。髪をすっぽりかぶる帽子。
でもそんなこと、へっちゃらだった。だって、地元では750円とかの時給がざらだったのに、1000円近く時給がもらえたから。それに接客は苦手だと思っていたから。

学校が終わると、途中下車してバイトする。電車賃も定期があるから大丈夫。
バイトのある日は張り切っていた。
夜なのになぜか「おはようございます!」と挨拶するのもワクワクした。
ある日、店の裏口から入っていこうとすると前の通りで見知った顔の人とすれちがった。
さっそく元気に「おはようございます!」と挨拶すると、相手はびっくりした様子で「おはようございます」と言ってくれた。しばらくしてどこで会った人かな?と思ったら、「桃井かおり」だった。
サインでももらうんだったと今は思うけど。

バイトは本当に楽しかった。クリスマス・イヴにだって働いた。まぁ彼氏がいなかったのが大きな原因だったかもしれないけれど、まだバブルが崩壊して間もなくだったのでキラキラした表参道のイルミネーションを上から眺めながら(贅沢してるなぁ)と思ったものだ。

そんなことでちょっとした幸せを感じられていた。
時給が高い=幸せ
桃井かおりに会った=幸せ
イルミネーションがきれいだった=幸せ
そんな単純だった頃を思い出してしまった。

今はちょっと幸せボケしてしまったのか、ちょっとしたことでは幸せを感じづらくなっている。
もっと、いろんなところにある小さな幸せに気づいていけるようになりたいな。

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by norinorigami | 2007-07-07 23:16 | できごと