大きな声で独り言をつぶやいています。いろんなことに出会って、いろんなことを感じて・・・。


by norinorigami
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本屋さん

今日は初めて「カンブリア宮殿」を見た。

たまたまだったけれど、どうやら企業の成功者を招いて話を聞く番組らしい。
村上龍と小池栄子が出演している。

ちょっと見てみようと思ったのは、ジュンク堂の社長さんが出ていたから。
私は田舎に住んでいるので、ジュンク堂を長い事知らなかったのだけれど、たまたま友人と新宿で会ったときに、知った。

行って、わくわくする本屋さんだった。
だから気になった。

途中からではあったけれど、見ているうちに夢中になった。
明日にでも行きたい!ただの本屋じゃなくて、「ジュンク堂」に行きたい!
そのくらい魅力的な社長さんだった。

まず、力が抜けている感じがよかった。力んでいない人って見ていて和む。
そして、とっても自由な感じがした。
だって、お店に椅子やテーブルを置いたのは、「お客さんに聞いたらおいて欲しいっていったから。」なんか“狙う”っていうことから程遠い。でもお客さんのして欲しいことを忠実にしてきたからお客さんが喜んで通ってくれるのだ。

かなりの放任主義的な経営をしている彼はVTRの中でお店を回って、「こんなん、誰が買うんですかねぇ」とか社員が仕入れた本にびっくりしている。
専門書を多く扱うジュンク堂は、文芸なら文芸の担当者、理工系なら理工系の担当者がその棚の権限を握っている。
仕入れも、並べ方もその人にかかっている。
そこの店長さんも口出しを出来ないそうだ。

その中にカリスマ店員という「田口さん」がいた。
彼女は、さまざまなフロアのことも認識していてまさに“生き字引”だ。
村上龍が「生きてるGoogleみたいですね」というくらい、彼女に本のことを聞くと、すんなり答えが返ってくる。かっこいい!しかも本まで出してしまったみたいだ。

そんな彼女もスタジオに来て話をしてくれる。
「一人一人の社員に棚がまかせてあるようですけど、売れなかったら誰が責任を取るんですか?」という質問に「誰も取らないなぁ」と田口さんに話しかける社長。
なんて自由で、でも自分というものをしっかり持たないと出来ない職場なんだろう!

視聴者からの質問に対する答も面白かった。
息子が漫画ばっかり読んでいて本を読まない。本好きにするにはどうすればいいか?
という質問に「大丈夫です。僕もそうでしたから。漫画を読み続けていったら、カリスマ店員になりますし」
そう、本って無理やり読むものじゃない。読みたくて読んだり、興味を持って読んだり、他人から求められて読むものではなくて、自分から求めるものだと思う。だから、時期が来たら、必要に迫られたら自分から絶対読むんだ。

そんな自由そうな彼の成功の条件を聞いて、はっとした。
「決められた寿命を全うすること。まっとうに全うすること。」
愚直に自分の人生を生ききることだという。
田口さんも「基本的なことをやる」というようなことを言っていて、二人とも自分に出来ることを一所懸命やり続けることが大事だと言っているみたいだ。

当たり前だけどそれって難しい。でもそれを自分がやっているから社員を信頼できるんだろうなぁ。

昔はもっと本好きだった私。
本に埋もれてみたい感じがした。

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by norinorigami | 2007-05-01 00:08 | 気になる