12人の優しい日本人
2006年 09月 27日
このところ、バタバタしていたので昨日、やっと見ることが出来たDVD。
いつ収録されたのかを見て、愕然。私が行きたいと願っていた日だ。
昨年末、生まれて初めて三谷さんの舞台を生で見たいと思って、チケットを取ろうと頑張ったことが思い出される。
三谷さんの舞台はチケットが取りにくくて有名らしい。
それでも、一度は見てみたい。それにサンシャイン・ボーイズ時代にやった舞台の再演を豪華なキャストでやるというのも興味が引かれた理由だった。
そこで、パソコンの前に座り、チケットを取るべく入力。しかし、残念ながらチケットは取れなかった。でも諦められない。そこで、ヤフオクに挑戦することにした。
ヤフオクも初めてだったので、ドキドキだったけれど、登録して入札をしてみた。
ずーっとパソコンの前に張り付いて。
でもどんどん値段は上がる一方。
こちらもヒートアップして入札していく。終了時間ぎりぎりで、私が落札者になるように見えた瞬間、とんでもない値段が出された。もう、3倍以上の値段になっている。そうなると終了時間も延長になるので、そこで降りてしまった。
ちょっと人間不信になった。(おおげさ?)なんでこんなに必死になって見たい!と思っている人がいるのに、折角手に入れたチケットを早速売ってしまっている人がいるのか?
そんなこんなで、結局は手に入れられなかったのだ。
その日付の舞台が始まった。
この作品は映画にもなっていて、それは2度ほど見たのだけれど、“あてがき”をすることで有名な三谷さんは、今回の出演者にあわせた感じを出していると思った。
面白かった。出演者達が活き活きとしていた。
場面が一度も変わらないので、そういうのが苦手な人には辛いかもしれないけれど、ちょっとしたことがくすっと笑えて、わはは!と笑ってしまうシーンもあった。
これから日本でも導入されるといわれている陪審制度。その陪審員が事件の被告が有罪か無罪かで揺れ動く。
その揺れ動き具合が本当にわかるなぁって感じた。
自分がもし、陪審員になったらどうするだろう。ちょっと考えさせられたりもした。
そして、特典映像には三谷さんの舞台挨拶も入っていた。面白かった。なんであんなに真面目な顔をして面白いことを言っちゃうんだろう。
笑いにうるさい(私のイメージ)大阪会場の人々も大ウケしていた。
あと、三谷さんのインタビューもあったのだけれど、なんだかカツラをかぶっているみたいな不自然な髪型で、真面目な顔をして真面目に語っているのに、頭が気になって、反笑い顔で見てしまった。
全て面白かった。でも、やっぱり当日見たかったなぁ。
by norinorigami
| 2006-09-27 22:42
| おすすめ