大きな声で独り言をつぶやいています。いろんなことに出会って、いろんなことを感じて・・・。


by norinorigami
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喪に服す

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今日は、久しぶりの友人に会った。
これまた、久々に電車に乗って。
人が多すぎて疲れてしまう。
だめですなぁ。

いろんな話をして、美味しいご飯を食べて。
久々なので楽しんでしまう。

そして、帰り。
ずっと言いたかったことを、思わずポツリとこぼすように「ちあみちゃんね、死んだの。」
と彼女が言った。
ちあみちゃんとは、彼女が飼っていたわんちゃんだ。
「いつ?」
「1ヶ月前かな?」
そんな前のことだったのか。
以前は電話で話している時、いつも、ちあみちゃんの容態を聞いていた。
この頃は、メールのやり取りだけで、ちょっと、ちあみちゃんの様子を聞きそびれていた。

「下手に慰められないなぁ」と思わず口にしてしまった。
彼女は一人っ子で、兄弟のように12年の歳月をちあみちゃんと過ごした。
その彼女の気持ちをわかるなんて、私には言えない。
帰るときまで、ちょっとも笑顔を絶やさなかった彼女に「元気出して」なんて言えない。
一つの大きな悲しみを抱えながらも、必死で立とうとしている彼女を見てすごいと思い、
私の言葉なんて何の役にも立たない。そう思ってしまった。

「そうなの」彼女は言った。
「下手な慰めなんていらない。そんなことしてほしくないから、誰にも話してなかったんだ」

何も言えない代わりに、どんだけ哀しいかを黙って聞いた。
彼女の手前、涙を流すわけにはいかない、彼女以上に悲しい人なんていないんだから。

実は、私はちあみちゃんに会った事がない。
でも、見せてもらった写真のちあみちゃんは本当に可愛かった。

何も出来ない代わりに、遅ればせながら喪に服し、ご冥福を祈りたいと思った。
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by norinorigami | 2006-07-02 00:44 | できごと