大きな声で独り言をつぶやいています。いろんなことに出会って、いろんなことを感じて・・・。


by norinorigami
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“ください”と“下さい”

最近、職場で外部向けの冊子を作成している。
これは、毎度この時期になるとやる作業なのだけれど、そんなことまで?っていうくらい、細かい文言にこだわる。
最初の頃は、いったい何なんだろう?とちょっと苛立ったけれど、最近は慣れたのか一緒になって、あーでもない、こーでもないと悩んでいる。

そこで、今回話題になったのが「~してください」という言葉だった。
今までは「~して下さい」と書いていたのだけれど、それはおかしいのではないか?という意見があがった。どうやら、他の部署の方が、最近こだわって「~して下さい」から「~してください」に変えている事に感化されたらしい。

(どっちでもいいんじゃない?意味が通じれば。)とは思ったものの、慣れてしまった私は調べなくては気がすまなくなり、広辞苑で調べてみた・・・・・・・どっちでもよさそうだ。
ネットで検索してみよう。しかし、うまくヒットしなかった。
そうだ、公共のホームページを見てみよう。内閣府では「~して下さい」だった。文部科学省ではごちゃ混ぜだ。どうしたらいいんだろう。

結局、「~してください」に修正することには決定したのだけれど、一体どっちが正しいのか?それとも、どっちでもいいのか?

そこで、もう一度、検索の仕方を変えてネットで検索してみた。そしたらヒット!もうちょっと早く、この検索の仕方をすればよかったかな?まずは見てみよう。

それは、『「下さい」は、やめて「ください」の巻?』というタイトルだった。
読んでみると、お店に初老の男性がやってきて、近づいてきたかと思ったら、「下さいはやめてください。お店の掲示について、一言お願いがあります。ここに貼ってある「ご了承下さい」と「お入り下さい」は正しくありません。「ください」に変えていただきたいのです。」と言ったというのだ。そして、その後きっちり直しておくと、またやってきた男性は「早速直していただき、どうもありがとうございます」と言って帰っていったという。

そこまでいう男性が気になったようで、公用文用字用語の要点というものを調べたところ、その男性が言っていることが正しいことが分かったそうだ。

あぁ、よかった。職場で出している冊子がその男性の眼に入ってしまったら、きっと電話か何かでクレームを付けられていたに違いない。そうなった時には、うちのは張り紙と違って、印刷物なので、直すのには来年以降になってしまう。その間、その男性は本当に直るのか?とやきもきしたに違いない。

もう大丈夫。いつ見ていただいても、「下さい」は「ください」になっていますよ。
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by norinorigami | 2006-06-14 22:09 | できごと